粕谷昌良の社会科授業日記

筑波大学附属小学校の粕谷昌良が社会科実践を報告します。

問題作りの難しさ

2.クラスの問題意識を一つにするには。

子供の問題意識を一つにするには、子供たちに「えー。」とか「どうして?」と言わせるような教材との出合わせ方ができたら理想的です。

具体例なお話をします。前述した3年生の「お店ではたらく人」の問題作りの場面。

最初に、子供がよく買い物をするスーパーをスライドで示します。イオン、イトーヨーカ堂、ライフなどの大手企業の店舗の写真を見せると、子供たちは「よく行く!f:id:syakaikajugyou:20160910103802j:plain

 

」「近所にあります」など自由に発言します。成城石井なども混ぜておくと「お母さんが好きです」「チーズケーキをよく買います」などという発言も出て、教室が和やかな笑いに包まれます。そうやっていろいろなスーパーを見せた後で、あるスーパー写真(下の写真)

 

を見せます。あまりに地味なので、子供たちは「普通のスーパーだな」「普通というより地味だな」「田舎のスーパー」だと述べます。店内写真を見せても特別変わったところのないスーパーなので、先生はどうしてこんな写真を見せるのか不思議がります。

 ところが、次のに示す写真で教室の空気は一変するのです。(次回へ)

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