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粕谷昌良の社会科授業日記

筑波大学附属小学校の粕谷昌良が社会科実践を報告します。

8.名札マグネットを使って、意見や考えを表現する。

資料を読んで、子供たちはどんなことを考えたのでしょうか。いくつか紹介します。

子供たちに、ただ感想を書かせるのではなく、名札マグネットを使うと効果的です。

自分の立場や考えを示すことができるとだけでなく、1時間の授業では、全員の意見を聞くことができない場合のなど、だれがどんな考えを持っているのか、子供たち同士も教室つかむことができるからです。子供の実態をつかむ有効な道具になります。

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ちなみに、子供の意見に出てくる4・3・2・1の数字は、「4がさいちでとても買いたい」1に近づくと「買いたくない」となります。

子供の感想

・こんなにもたくさん苦労をしたのにあきらめないで36年間頑張ってきてすごいなあ。
・初めわたしは3を選んでいたけどみんなと勉強して、4番に変えました。理由は少し遠いけど、佐藤さんがとてもがんばって作った料理を食べてみたいから。それに「気づいたら36年たっていました」というところがすごいから。
・4番にした。なぜなら最初はあんまりすごく思っていなかったけど、頑張ってお客様のことを考えている。添加物を使っていないから。
・何度も失敗をしてもあきらめない強い気持ちがすごいなと思いました。
・佐市は、一切添加物を使わないところがすごいと思って4番にしました。「気づいたら36年たっていた。」などと言っていたなら本当に頑張ってきたんだなと思いました。
・僕はさいちの話を聞いて、どのスーパーよりもお客さんのことを考えていると思い、4にしました。僕も一度行ってみたい。
・自分は4番なんだけれど、さいちはとても気遣いがあるから
・4を選んだ。もとは3だったけど、お客さんのことを考えていていいと思ったから。
・4にした。なぜなら品物が安く、おはぎを作る佐藤さんの心がこもっていて、添加物を使っていないからです。
・こんなに苦労しながらあきらめないところに感動して動かした。
・2から4に変えました。どうして2だったかというと。普通のお店だと思ったからです。4は、頑張っているから、あきらめないで、添加物を使わないで、体に悪くない物を36年もやってきたのがすごいから。

 

 さいちを営む、佐藤さん夫妻のおはぎと惣菜づくりに取り組む姿や毎日を知った子供たちは、「お客さんのため」に仕事をするとはどういうことか、そのすごさに気づいていきました。次は、毎日どのようにして作っているのか、他にどんな工夫があるのか、調べていきます。(次回へ)