粕谷昌良の社会科授業日記

筑波大学附属小学校の粕谷昌良が社会科実践を報告します。

22. 7回目の小学校社会科授業づくり研究会

 同じ学校(筑波大学附属小)に勤務する由井薗先生(由井薗先生が代表で私が事務長)と立ち上げた「小学校社会科授業づくり研究会」(「しゃかつく研」)も7回目となりました。立ち上げて1年余り。少しずつ全国の先生方に会員に加わっていただき、毎回議論が深まっています。特に第6回大会は、夏休みに行ったのですが150名を超える先生方に集まっていただきました。感謝いたします。

 さて、今回の提案は私が連載中の「23区の海水浴場」由井薗先生が「6年の国際理解イスラム」でした。また、好評企画「教材開発ストーリー」では、私が提案しました。11月19日(土)に梅澤先生(筑波大学附属小)価値判断・意思決定力を育む社会科研究会で私も授業をさせていただくことになり、その教材の開発の様子も提案しました。時期指導要領を見据えて「社会的な見方・考え方」に対する提案をしようと、現在教材開発中です。良い授業になるよう頑張ります。よろしかったら11月19日によろしくお願いいたします。(価値意思 社会科 で検索してみてください)

 

 さて、学習後の飲み会では、(毎回そうですが)大変議論が盛んになりました。

今回は旧知の千葉県館山市の渡邊先生とおおいに盛り上がってしまいました。

社会科の教材は、やはり教師の見方・考え方が大切なのだと。

それがないと子供の学びにも深みが生まれない。

もちろん子供に価値を押し付けるような意味ではありません。

・どんな力をつけさせたいのか。

・どんな見方や考え方をするようになってほしいのか。

・教材の本質は何か。

・その教材が社会科のどの視点に当てはまるのか。

そういうことを考えながら、教材を選んだり、単元を構成しなければならないし、

それが病みつきになるほど楽しいと

私たちも、ニュースや選挙特番を見ているとき、

おもしろいと感じる番組は、何か変わった見方やこだわりの視点があると思います。「あっそうか」と気づかされたり、納得させられたりします。

そういう風にジャーナリスト的な視点をもって教材開発を楽しめる人、中毒の人を社会人ならぬ「社会科人」と言おう!と。

池上彰さんなんか社会科人の典型ではないかな。絶えず情報を集めていて、おもしろい視点を持っていて、それを分かりやすく視聴者に伝える。

授業は、伝えるだけではいけないけれど、子供にどういうことを考えてほしいかは常に意識しているはずです。

社会科人の集まりが「しゃかつく研」です。

次回は12月4日(日)です。私と由井薗先生の2本の授業を行います。

(小学校社会科授業づくり研究会 で検索してみてください)

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