粕谷昌良の社会科授業日記

筑波大学附属小学校の粕谷昌良が社会科実践を報告します。

78.東京都で唯一の村、檜原村 ~「檜原雅子」になった戸田雅子さん~ その⑲

清水ひろ子さんと操さんの取材を終えて私は、

戸田さんの案内で、南郷の里を案内してもらいました。

いきなり、驚かされたのですが下の写真にお茶の木があるというのです。

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戸田さんが指さすところに、お茶の木があるのが分かるでしょうか。

ほかにも、

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お茶畑というと、東海道新幹線沿いに見える整然とした茶畑をイメージしますが、檜原のお茶は少し違います。

家と家の境の垣根であったり、畑と畑を区切る垣根であったり、畑の真ん中にポツンとなっています。

商業ベースではなく、生活に根差した「自家消費」だったことがよくわかります。それが、次第にすたれて、誰も使わなくなったようです。

それを、このように戸田さんや清水さんがお茶の木をきれいにし直し、紅茶づくりに生かしているのです。

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取材したのは冬だったので、加工はお休み中。

初夏になるとフル回転だそうです。

 

戸田さんは、すたれてしまったお茶畑を復活させるとともに、ひのはら紅茶の収入で1家庭くらいが家に住んでくれることを目標に頑張っていらっしゃいます。

現在の状況は、まだまだ1家庭が住めるほどではないそうです。

しかし、まだ再開されていないお茶畑も多いようですし、地域の人々の士気も高い様子。ひのはら紅茶がさらに広まり、檜原の人口増という難しい問題に一役買う日を願っています。