粕谷昌良の社会科授業日記

筑波大学附属小学校の粕谷昌良が社会科実践を報告します。

157.「初め手の教え子の結婚式」と「わたしの折々のことばコンテスト」

今日は、20年前山梨県大月市で、

私が教師としての第一歩を踏み出したときの教え子M君の結婚式でした。

初めての担任は4年生でした。

M君とは5年生の時のクラス替えを乗り越えて(?)卒業までの3年間を共にしました。初めての教え子たちは今でもよく覚えています。

 

M君の思い出はたくさんあります。真っ先に思い起こすことは、市内の陸上大会の1000mで優勝したことでしょうか。毎日まじめに練習するしっかり者で、優勝すると決めてからは、記録が伸びないときも腐らずしっかりやっていました。えらいお子さんでした。心優しくもありましたしね。

 

そんなM君から数か月前に電話があり、教員採用試験に合格したことと、結婚するから式に出席してほしいとのお話。

とてもうれしく、今日を待ちわびていました。

 

式に行くと、YくんとTくんと、となりのクラスだったMくんもいました。

光陰矢の如し。彼らも今年30歳になるとのこと。

私は43になるからなんかもう、大人と子供の関係ではなくなっていい感じ。

 

Tくんとは今度ゴルフをしようと約束。電話番号の交換。

T君のスコアの方が私よりも少し良いようですが、負けないように頑張ろうかな。

でもその前に指を治さないとできないな(笑)それも新しい楽しみになりました。

 

さて、M君たちと過ごした20年前。

あの頃は大学を卒業したばかりで、

技術も見識も何もない私でしたが、

今の私に負けない点と言えば、「熱意」ですかね(笑)

 

今よりも仕事にかけていた時間は長かったかも。

12時すぎに家に帰っていましたね。

それからお風呂に入るから、冬場は湯船につかりながらつい、うとうとと寝てしまう。

すると寒さで目が覚めるのです。どうしたのかというと・・・。

うっかり湯船で熟睡してしまって、気づくとお湯はすっかり冷たくなっていて、

水の風呂の中に私は漬かっていて、外は陽が登ろうとしていて白んでいる。

そして、またすぐに出勤。

そういうことが一度や二度ではなかったな。

駆け出しのころの精一杯さ。今は良き思い出・・・。

 

あの頃は、保護者の方に支えてもらいました。

失敗しても、放課後教室に来てくれて、じっくり話しをしにきてくれた。

学校も家庭も一緒に子供たちをよりよく成長させようと考えてくれていました。

私は大月の保護者の皆様に育てられてな。

ダイエーで買い物途中に立ち話もよくしたな。

地域があって、その地域に育ててもらった。

だから、余計に頑張ろうと張り切っていた。

そういうことは、古き良き時代となってしまったのかな。どうかな。

 

Mくんのお嫁さんのKさんも明るくて笑顔の素敵な方。

MくんもKさんもともに教師。

初々しいお二人を見て、

23歳のころの私の技術は何もなくても純粋だったあの頃を思い出しました。

あの頃が根っこだな。子供のことを考えていて数時間が経ったりしていたな。

あの頃を思い出し、気持ちが新たになりました。

さやわかな気持ちになりました。

Mくん今日はありがとう。

Mくん、Kさん末永くお幸せに。

 

 

それから、今日の朝日の朝刊に

「わたしの折々の言葉コンテスト」が載っていた。

Mくんの結婚式同様、とてもさわやかな気持ちになりました。

最優秀賞は

「あんたの根っこを見つけて水やり続けるねん」中学校の管理作業員さんの言葉。

周囲の人に反対されて進学した農業学校。

3年間一緒に花の世話をした管理作業員さんが、

「あんたの根っこを見つけて、水やり続けるねん。自分の根は自分にしかわからへんのや」と応援。

「やっぱり私は農業を学び、大きく育ちたい」と思えたそうだ。

 

いいなあ。

他にもさわやかになるのがたくさんある。

名言っぽいのもあったけど、

さわやかなところや心の機微を味わえるのが「折々のうた」らしいのかな。

 

今日は気分のいい一日。

仕事もそれなりにできたし、

朝は自転車にも乗った。

冬季休業は、決めたことはしっかりできている。

私も自分の根っこを忘れず、水やり続けようと思います。

(防災フェスタは次回へ)

 

Mくん、Kさんの日ごろの行いがよいと見えて、昨日とは打って変わって、晴天暖かい一日↓

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明日は、昼まで「もてぎ100kmサイクルマラソン」。

憧れの高岡さんも出場するらしい。

ついていけないのはわかっているけど、粘ってみよう。