粕谷昌良の社会科授業日記

筑波大学附属小学校の粕谷昌良が社会科実践を報告します。

226.よく目にする図ですが・・・。アナザーストーリーの構成。

 

223の続きとして読んでください。

 

単元の展開を「起承転結」とする。単元開始時から教材の中心事例や中心人物(ストーリー)を学んでいきます。

「起」「承」と子供たちの学習が深まるにつれてストーリーへの理解が深まっていきます。しかし、これでは社会事象への理解が一面的な見方となってしまい十分とはいえないでしょう。

追究を深めたとしても、その理解は一方的な見方でしかないことになります。

 そこで、別の立場や視点から社会事象を見直すことにします。

起承転結の「転」に当たる部分です。

これを「アナザーストーリー」と呼ぶことにします。

子どもたちは「起」「承」における「ストーリー」を学習することで構成された社会事象への理解(社会認識)を、別の視点から見る「アナザーストーリー」の学習で崩されることになります。

「なるほど、別の立場から見るとこうだったのか」とゆさぶられ、社会事象への理解を再構成する必要に迫られます。

そうすることで、より深い社会認識が生まれるわけです。

多角的な視点で社会事象を理解し、認識を深めた子供たちは、起承転結の「結」の部分で行う提案・参画もより実際的な解決を目指すことができるようになると考えています。

(つづく)

徒然

・2月の公開に向けての取材は先方との呼吸がちぐはぐですがなんとか進んでいます。

 土曜日に唐木先生に「2月は粕谷さんが提案でしょ。何やるの❓」と質問されたので、お答えしたら、「じゃあこれを読んだら❓」とアマゾンで検索しながら2冊紹介してくださったので、その場でポチっと。今日届いたのだけれど、ものすごくあつーい。まあ、そのぶんね。がんばろっと。

・2月の公開の実践発表してくださる先生も決まりました。引き受けてくださってありがとうございます。次の2月は私が提案授業なので、ぜひ実践提案も私の授業と関係のある内容にして、授業検討もしたいと思います。同世代で小気味よくも深くやっていきたいです。講師は、唐木先生➕澤井先生と、私がいつも大変お世話になっているお二人です。

↓ 酒々井SAの「アジフライ定食」まずまずです。

 

f:id:syakaikajugyou:20181029221818j:plain