粕谷昌良の社会科授業日記

筑波大学附属小学校の粕谷昌良が社会科実践を報告します。

232.教材を見つける

(1)新聞から情報を得る

 ジャーナリストの池上彰氏は十社ほどの新聞を定期購読しているといいます。インターネットで情報が提供されている今日。紙媒体の新聞にこだわるのは時代錯誤かもしれません。しかし、池上氏は「一貫性」と「正確性」から現在でも紙媒体の新聞を購読しているそうです。池上氏の十社には到底及ばないものの、私も若い時から新聞は比較的好きで、大学時代のお金のない時でも二社取っていた時期もありました。現在も2~3紙とっているのですが、読み終わった新聞の処理にはいつも頭を悩ませてしまう。2紙ですら困ってしまうのだから、十社の池上氏はどうしているのかといらぬ心配をしてしまう。さて、話が脱線したので軌道修正をします。

 新聞を読む理由は人それぞれでしょうが、現在の私にとって新聞に目を通す一番の理由はずばり「教材を見つけること」です。社会科は教科書に優れた教材が載っているのですが、教科書教材への理解を深めたり、付け加えたり、さらには、学習指導要領の内容を満たしつつよりよい教材を探したりするためです。

例えば、四年生廃棄物の処理の学習では、ごみは最終処分場に行くことを学習します。東京都では中央防波堤埋め立て処分場のごみから水分を抜いてこの先4年分の処理容積を確保したという記事を見つけたり、水道の学習では多摩川の水源森林の管理にボランティアの皆さんが大きな役割を果たしていることを知ったり、小池百合子知事の就任時には後藤新平をなぞらえた所信表明をつかんだりして、授業や教材に厚みを持たせることができました。

 この様に新聞記事によって、授業をよりよくすることができるわけですが、授業をするときに都合よく記事が手に入るわけではありません。そこで、新聞の切り抜きをして記事のストックをしておくことが欠かせないことになります。しかし、新聞の切り抜きなん面倒くさい、暇がないと感じられる方も多いのではないでしょうか。私も長く続けるためになるべく簡便にして現在に至っている。よりよい方法を模索中だが現在の方法を紹介しようと思います。

 

徒然

・今日は学園祭的な1日でした。長期間の保護者の皆様が準備を重ねてきてくださいましたので、素晴らしい1日になりました。感謝申し上げます。子どもたちも思い思いに楽しんだことと思います。また、学級ではオタ芸をしました。子どもたちはとても上手にできました。私は間違えてばかりでした。すみませんでした。

伏見稲荷にて。

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春日大社にて。

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