粕谷昌良の社会科授業日記

筑波大学附属小学校の粕谷昌良が社会科実践を報告します。

243.昨日質問されたこと

昨日取材が終わった後、取材させていただいた方から、

「今まで取材した人で、心に残った方はどなたですか❓」

と質問をいただきました。

 

とても難しい質問だと思いました。

実のところ、全員が素晴らしいと思いました。

 

筑波に来てからだけでも、以下の方に取材をしました。

3年生

①佐藤さん夫妻 「スーパーさいち人気の秘密」

宮城県の温泉街のスーパーさいち。どこにでもあるスーパーですが、仰天する事実が。朝行列。夕方売り切れの大人気スーパー。これをを営むのは、経験豊富なご夫婦という意外性。人気の秘密は真心のお惣菜・おはぎです。惜しみない努力から生まれたスーパーに「お客様のため」の本質がここにあるのだと確信します。

 

②文明堂 肥留間さん 「カステラ一番の秘密」

カステラ一番電話は二番でおなじみの文明堂。100年以上続く文明堂。味はもちろん、長年続く理由は何か。伝統を守るとは何か❓工場を見学した子供たちは、工場に入るまでの消毒や衛生管理の徹底に舌をまく。カステラを守り続けてきた、先人からのつながりを学ぶことのできました。その奥深さ。

 

③イチゴ農家 関口さん 「東京で野菜作り❓」

東京23区でも目をこらすと以外と畑があるものです。それは、生産地と消費地が完全に一体となっていることが理由です。関口さんは、代々の畑を守りつつも、ご自分の代でイチゴに特化した農園を。その品質の高さと取れたてのイチゴの圧倒的なうまさに子供たちは惹きつけられる。

 

④ふるさと東京を考える実行委員会 関口雄三さん 「23区に海水浴場を取り戻せ」

今から50年前、東京23国も海水浴場があり、人々は海水浴を楽しんでいました。しかし、高度経済成長の折、最後まで漁業を営んでいた葛西の漁師が漁業権を放棄し、ついに東京湾から海水浴場が消えました。それから、50年、限定できではありますが海水浴場が復活しました。その陰には、幼い日を葛西で過ごした関口さんと古里東京を考える実行委員会の皆様の活動があるのでした。

 

⑤東京都港湾局 元港湾局長 奥村正武さん「23区に海水浴場を取り戻せ」

葛西の埋め立てを決断したのは誰か❓それは、当時港湾局長だった奥村正武さんでした。私は、個人である奥村さんをおって都庁で書籍に当たりましたが、なかなかたどり着けない。そして、ついに奥村さんの文章にたどり着いたのです。そこには港湾局長として東京の未来を考える姿が語られていました。

関口さんと奥村さん。それぞれの立場で精一杯活動する様子に胸を打たれます。アナザーストーリー誕生の授業でした。

 

3年生の1年間分ですが、これ以外もの授業にはしかかったものも多々あります。

 

今日はここまでにします。明日は4年生編を書こうかな。

 

徒然

・最近また、書物が進まない。時間を作らなくちゃと焦るがなかなか。

・自主自律というのが6年生の担任になった時にいつも心がけています。時間はかかりますが、子供達のためには良いことだと考えています。今日日経の夕刊に帝京大学ラグビー部監督の岩出さんの話が載っていて、共感しました。

 

宮古島に旅行に行った時に、朝一人で散歩をしていたら、灌漑用水があって、その近くに住んでいたおばあさんにいろいろお話を伺っていたら、帰りにバナナをいただきました。そういうことも懐かしい。

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